私は元々公式に当てはめることが
好きではない人間です。
例えていうと、
「1+1=?」という問題があったとして
「2!」と答えるより、
「1+1=2」なのは何故か?を
考える方が好き。
分かりやすくいうと、
迷路でスタートとゴールがあった
としてスタート地点に立ってゴールまで
迷路をウロウロしてクリアする快感よりも
スタートからゴールまでの経路を
先に知って何故そうなるのかを
考えて理解する方が好き。
(分かりやすくなってますかね?)
英語でいうと
「Thank you」はどういう意味?と聞かれて
「ありがとう!」とサラッと文章を
覚えて答えたくない。
なんでThank youが
「ありがとう」なのかが知りたい。
ちなみにThankには人に(行為などに対して)感謝する,謝意を表す,礼を言うという
意味があるから。です。
そこを知ると、
「Thank」という単語が
色んなシチュエーションで
使えるようになるんです
例えば
「I dont know how to thank you」
(直訳 どう感謝の仕方をすればいいか分からない)
↓
つまりは
「言葉に出来ないほど感謝しています」
という意味になる。
ほーほー!すごーい!ってなる
この私の良くも悪くも、
ややこしい性格がゆえに
「介護」はとても面白いんです
介護には正解がないと私は
思っています
(一生懸命基礎を覚えてる方ごめんなさい。
でもそれは糧になります。続けてください)
介護現場では
1+1=2にはならないことが
多いということ。
これが正解だ!と思っても
次の日にはそれが間違いで、
もっというと10分後には
その公式に当てはまらないこと
ばかりであるということ。
(もちろん知識は積んだ上での話です)
ではどうするのが良いのか。
と、聞かれると私はいつもこう答えます
「介護に答えはない。
でも答えを探すための引き出しは
沢山あったほうがいい」
だから私は仕事が楽しいし、飽きない。
なぜ成功したのか
なぜ公式に当てはまらなかったのか
これを考え出すと、
わくわくしてたまらないんです
余談ですが、
私は小学生〜社会人まで
ソフトボールと野球をしてきました
そこで「ダッシュ」だとか
「ランニング」だとか走ることが
あまり好きではありませんでした
走る系の練習は常にサボっていました
でもそれなりに成績も残せたし
ちょっぴり有名選手にまでなれました
それは何故か?
「試合でダッシュで走らなくても済む方法」を考えたからです
それは単純、明快。
「ホームランを打てばいい」んです
これだとゆっくり走っても
怒られません
その為に努力は沢山しました
そしたら下半身を鍛えないといけないと
いう結論に結びつき、
イヤイヤ走るのではなく、
「ホームランを打つ為に走る」に
変わっていき、
自然と自らトレーニングが出来ました
意外と身近にある当たり前のことでも
「なぜ?」と考えると楽しいもんですよ。
生活相談員
北野
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