「81歳利用者死亡、全身に不自然なけが」
まだ捜査が続いているのではっきりとしたことは
分かっておりませんが、この手のニュースにとても胸が痛みます
お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます
もし本当に職員の介護暴力だとしたら。
もちろん暴力なんてしてはいけないことは言語道断
暴力には「身体的虐待」のほかに
目に見えない「心理的虐待」があります
見えない傷もつけられていたのかなと思うと
心が締め付けられる思いです
そしてとても大切なのは
そうなった「原因」を探らないといけません
私は「介護の世界をもっと夢のある仕事にしたい」と強く思っています
介護は楽しいものだと思っています
しかし今まで楽しいことばかりではありませんでした
利用者様に(もちろんご病気が原因なのでその方が悪いとは
一切思っていません)
手を出されたこともあるしそれでケガを負ったこともあります
認知症状から「この人悪い人だ!」と
指をさされて言われたこともあります
利用者様に暴力することはもちろん許されることではありません
ではそうなった時につらい思いをした「職員」を守るのは誰なのか
介護を頑張っておられる職員さんへ
必ずつらい思いをしたら「同僚」ではなく「上司」に相談してください
そこで「我慢しなさい」という職場は考えなおして大丈夫だと思います
もっとストレスがかかった時に矛先が利用者様へ向かないために
守ってくれる人がいないところに身を置く必要なんてありません
もちろん「介護技術」不足なこともあるかもしれませんが
介護イコールそれが当たり前と押さえつけられては
労働意欲は低下します
そしてストレスや苛立ちの方向を間違えてしまうことが
ごくごくまれにあると思います
平和な介護の世界が広まりますように
生活相談員
北野
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