鮎川です 介護の話①

妙なこだわりを持つ
40代後半の漢でありたい男

相変わらずうろ覚えなシャーロックホームズの言葉に
「100人の犯罪人を知れば101人目の犯罪者の事を知れる」

介護を行う上で時々思い出す言葉
決して対象者が犯罪者と言うわけではない
100のパターンや症状を知り理解する事ができれば101人目の人を「たやすくケア」できる。
その時私は目からウロコが落ちた

ホームズの理論は
犯罪心理学(?)とかには当てはまるのかも知れない。詐欺の手口や泥棒の手口など一定の「似通い」があるのだろう

では介護は?
ホームズ的に多くの症例を基にされた
教科書的な書物は多いし
一定の周期で色々な療法が出ては消える
そうした書物や療法が
非常に役立つ場面も多く
救われた人も多いと聞く
私は否定はしないむしろ肯定する
とても大切だと


それを踏まえた上で
私ならこう言おう
100人の人をケアすると
101人目の人は
もっと分かんない
あの時目から落ちたのは
ウロコでなく目ヤニだったのだろう

だって
みーんな違うし
それが普通だし
だから介護って楽しい

デイサービス梅の里

落ち着いた雰囲気の中で こころ寄り添う ひとときを